シーリング

シーリング工事、建物への水の侵入を防ぐ防水のプロ集団、米山防水興業へお任せください

建物の耐久性や美観を大きく左右するシーリング工事

建物にはコンクリートがある程度の動きがでるよう、外壁材と外壁材の間に継ぎ目があります。その継ぎ目にゴムのシーリング材を注入して固めることをシーリング工事と言います。

外壁は常に紫外線等の影響を受けているため、シーリングは年数が経過すると劣化がはじまります。劣化が進むと「防水性」「伸縮性」を徐々に失い、外壁のひび割れや雨漏りをおこす原因になります。外壁のひび割れや雨漏りは建物全体の劣化速度を加速させる要因となるため、それを防ぐには定期的な工事が必要になります。

外壁に必要な目地の役割を確保しつつ防水性、気密性をもたせる為にシーリング工事は大切です。

※シーリングとは気密性や水密性を維持する行為を指し、建築で用いられるコーキングとシーリングは同じ意味として使われています。

施工箇所と用途に適したシーリング材の使用

シーリング材は様々な種類があり、各成分系統により最適な施工箇所があります。それに応じて使い分けなければ、耐久性や美観の問題が生じることになります。当社では各シーリング材の特徴をいかし、適切な施工を行っております。

・窓まわり
・壁のユニット、つなぎ目
・かわら屋根
 (かわら屋根は古くなると漆喰で打ち直しをしますが高額な費用がかかります。かわりにシーリングすることが可能です。)

シーリング工事の時期

シーリングの耐久年数は一般的には10年前後と言われています。実際は目地が露出している場合、目地が塗膜でおおわれている場合や紫外線の影響を受けやすい南側、受けにくい北側など現場の状況によって変わってきます。

打ち替え時期のサイン

・シーリング材のひび割れ
・シーリング材の剥がれ
・シーリング材の切れ

シーリング工事の工法

シーリング材の打ち替え工事には、既設の古くなったシーリング材を取り除き、新たなシーリング材を充填する「既存シーリング撤去工法」と、既設のシーリング材の上から新たなシーリング材を打ち増す「打ち増し工法」の2種類の方法があります。
「打ち増し工法」は簡易的な施工になり安価には施工できますが、あくまで既設のシーリング材が硬化やひび割れを起こしてない場合に用いる工法です。
耐久性、性能面から考えても「既存シーリング撤去工法」をお勧めいたします。

建物の防水性・気密性・耐久性や美観を大きく左右するシーリング工事は大切です

外壁のひび割れや雨漏りなどのご相談はお気軽に米山防水興業にお問合せ下さい。

シーリング工事の施工の流れ

1. 事前準備

既設のシーリング材を丁寧に撤去します。外壁とパネルのあいだの隙間にシーリング材を接着させない為に、バックアップ材の挿入もしくはボンドブレーカーの貼り付けをします。

2. マスキング・接着塗料の塗布

周辺にシーリング材が付着し汚れてしまう事を防ぐ為に、マスキングテープで養生します。さらに外壁材にシーリング材をしっかり接着させる為の接着塗料(プライマー)を塗布します。プライマーにもいろんな種類の物があり接着面の材料などによって最適な物を選択する必要があります。

3. シーリング材の充填

コーキングガンにシーリング材をセットして目地に充填します。その際、隙間ができない様に注意が必要です。

4. ヘラ押さえ、ならし

ヘラを使い余分なシーリング材を取り除くとともに、両側の外壁材にしっかりと圧着するように抑えます。表面を平らに美観も整えます。

5. マスキングテープを剥がして完了

 

シーリング材が乾燥する前に養生したマスキングテープを剥がして工事完了となります。

防水工事から建築リフォームまでお気軽にお問い合わせください